駅そばの聖地、三島駅で修行する

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蕎麦道の修行者は、必ずしも山奥ばかりを旅して歩いているわけじゃない、街の中にもあらゆるところに修業の場はある。それが、駅ソバという世界で、駅ソバには駅ソバなりのマニアというのがいるわけです。そんな市井の修行者たちの間で「聖地」とまで呼ばれて崇められているのが、ナニを隠そう、三島駅。三島駅の凄いところというのは、3社が競合している、というところ。しかも、JRの系列店はない。



普段なにげなく利用している駅そばにスポットを当てた本です。
本書の前半は全国のこだわりの駅そば店について、著者が実際に食べ歩いた感想や値段、店の雰囲気などが詳しく載っています。全国の変わったトッピングの紹介も興味深いです。
そして後半は駅そばに関するマニアックな情報が満載でした。そばの基本情報からドンブリの形状や割り箸の種類、店の形のあれこれなどよく調べたねと言いたくなるほどのマニアックぶりでした。
生きるためには全く必要ない情報ですが、身近な駅そばについて知らなかった情報、考えもしなかった情報がたくさん載っており今度から駅そばを利用するのが少し楽しくなるそんな本でした。
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さて、一軒目は伊豆箱根です。むかしは広小路にも立ち食い蕎麦あったんだが、今では三島駅と伊豆長岡、修善寺だけか。名前も付いてないような店なんだが、ここが駅そばグランプリで優勝した、という事で、「東海鉄道(株)富士線区内報 RSUグランプリ・・・姉妹店三島そば処が見事グランプリに輝きました・・・」31票集めてトップだそうで、まぁ、その実力のほどは、という事なんだが、おいらにしてみりゃ、昔から食い慣れた味なので、いまさらだが。

ここは生蕎麦なので茹でるのに時間がかかるという食べログの記述もあるんだが、客の多い時間帯だったせいか、茹で置きしたのが即座に出てきた。ひっきりなしに客が入ってくるので、茹で置きといっても茹で立てです。麺がやたら黒い。こういう黒い蕎麦は伸びやすいので、茹で立てでないと食べられたもんじゃない。駅の立ち食い蕎麦としては、蕎麦粉の含有量が多いかも知れない。まぁ、JASの規定では蕎麦粉が30パーセント以上あれば良い事になっているので、駅そばにしては上等な部類だろう。ツユはしっかりと出汁が効いて、田舎蕎麦に似合った腰のあるツユです。出汁もしっかり効いてます。麺もツユも、駅そば界に置いては稀有なまでの完成度だろう。残念ながら山葵は粉ワサビなんだが、本物使ったら原価が50円くらいアップするので、この値段では出せない。つうか、駅そばで本山葵出すところはありませんね。350円。

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ハシゴでもう一軒です。ジャパン・トラベル・サービスという会社の「爽亭」です。ここはチェーン店で、上野駅、池袋駅、荻窪駅など、あちこちに立ち食いそば店を出している。三島駅では、改装で2年ほど休んでいたんだが、8月に再オープン。スタッフの時給は840円以上だそうで。ここは普通の駅そばで、蒸した麺を加熱して出すという形のようだ。温めるだけなので、すぐに出せる。駅そばで生麺を茹でていたら、客に怒られますw 伊豆箱根のは例外中の例外です。伊豆箱根の麺は、そこはかとなく平べったい麺だったが、ここのは断面が真四角。小麦粉の含有量が多いかも。ところでツユが、なんか異常に「旨みが強すぎる」んだが。爽亭の食べログを見ると「つゆはすが●やのインスタントのものと同じ感じがします」という書込みもあるので、業務用の濃縮タイプを薄めているのかも。あと、ここは温めた麺を氷の浮いたシンクでせっせと冷やしてくれるんだが、冷え過ぎて、腹を壊しそうだw 東京の名の売れた店でも、氷のシンクでこれでもかと冷やす店があるんだが、温度が低すぎると味が判らなくなるので、ほどほどにして欲しいですw 380円。

三島駅のもう一社というのは、駅の中にあって、新幹線、在来線、それぞれのホームにあるんだが、桃中軒です。今日は腹一杯で遠慮だったが、老舗の駅弁屋さんなので、桃中軒も味は悪くない。特に桜海老の掻揚げが美味しいらしいです。

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