これが幻のイルカ鍋だ

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世の中、コレだけB級グルメブームになっても、絶対に出て来ないのが、伊豆の名物「イルカ鍋」だ。季節料理で、冬になるとよく食べられている。とはいえ、料理屋でコレを出すところは多分、存在しないので、旅行者が口にするのは不可能に近い。なんでコレを出す店が存在しないかというと、日大の国際関係学部に巣食ったグリーンピースのスパイが見張っているからで、というのは嘘だが、調理に際して、とんでもない臭いを発するからで、まぁ、専門店でもなきゃ出せないだろうw もともと、好みの別れる食べ物で、伊豆の住人でも食べない人も多い。正直、癖が強いので、むしろ珍味の類いと呼んでもいいかも知れない。しかもグリーンピースに目を付けられているので、イルカ鍋に未来はないかも知れない。でも、いまだに冬になればどこのスーパーの店頭にも、イルカ肉が並びます。というわけで、イルカ鍋の作り方、初出は2004年だと思うんだが、イルカ鍋です。再録です。



「イルカと話したい!」
「言葉を理解する」スーパーシロイルカと、イルカ博士の20年間の奮闘記――。
5500万年前、彼らは突然、海へと戻っていった――。
かつて陸上で暮らしたイルカの祖先は、なぜ海中生活に舞い戻ったのか?
海が進化させた独自のからだと「水中生物最大の脳」の秘密とは?
乳母や保母に育てられる"女系社会"の掟や、
「鳴き声」を名刺代わりに使う知性に驚嘆する――。
「ヒトと会話ができ、文字が読めるイルカ」を目指して探求してきた第一人者が語る、最新イルカ学のすべて。
なんだか捕鯨が騒動になっているので、伊豆のイルカ鍋を紹介しよう。ちなみに、イルカと小さなクジラとは、「漁業的」には区別してないんだけどね。

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伊豆のスーパーでは、冬になるとどこでもイルカの肉を売っている。こんな感じで切り身になっていて、皮と脂身がついているのが特徴。値段は、むかしは豚肉より安かったんだが、今ではずいぶん高くなったね。でも、そんなに高いわけじゃない。せいぜいこの程度。

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肉もそうだが、他にゴボウとニンジン。大雑把にぶつ切りにする。他には日本酒と味噌が必要だ。

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まずは、鍋でイルカ肉を炒める。注意点は、

物凄くケモノ臭い。

とても我慢しきれない臭さなので、窓を全開にして風通しをよくしてやらないと死ぬ。

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日本酒を入れて煮込む。物凄くアクが出るが、とても取りきれない。そういうモノなのであきらめよう。火が通ったら味噌で味をつける。

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脂っぽくて濃厚なケモノ味。熱々の料理なので、伊豆では冬の名物だ。むかしはイルカの大群を港に囲い込んで、一匹ずつ殺して食っていた。残虐だと非難を浴びて、今では伊豆では漁は行われていない。この肉は岩手産。イルカは魚を食ってしまうので漁師からは嫌われている。

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これで完成。イルカ味噌仕立て鍋。ちなみに、料理屋でも旅館でも、こんなモノを出すところは存在しない。地元の人間しか食わない。というか、食えない。よその土地の人だと、たぶん、三人に一人くらいしか食えないです。皮はゴムのような感触で、脂身を口に含むとジワッと「オイル」があふれる。身はバサバサで噛みしめるとジュワっとケモノ臭が口いっぱいにひろがる。そんな料理なんだが、今でも伊豆半島ではみんな食ってます。

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