水について・・・その1

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富士水系というと、ここら辺では何といっても「柿田川」なんだが、柿田川には沼津市の取水場があって、通称「泉水源地」と呼ばれている。一番上流の方です。ここで汲み上げられた水は、今では箱根を越えて熱海市まで運ばれているそうだが、ちなみに柿田川の下流には工業用水の取水場があって、東レなどにも送ってます。それでも余った水が、その先で轟々と狩野川に合流している。富士山水系の代表的な水なんだが、この柿田川の水質について。

資料に寄れば、泉水源地の水の「硬度」は約30という事になってます。裾野の下和田配水池の硬度も30、長泉町の南一色浄水場が28、また、市販の天然水を調べてみると、「富士山の水」と称して売られているモノの多くが、硬度は低い。たとえば

三つ峠の水・・・・・・・・・・・・・・硬度36
富士山のおいしい湧き水・・・・硬度36
バナジウムの恵み・・・・・・・・・硬度24
富士の湧水・・・・・・・・・・・・・・硬度24
といった具合です。もっとも、同じ富士水系だと思われる三島市でも、伊豆島田浄水場の水は、硬度54と、比較的高い。

もっとも、富士水系の中だけで、高いの、低いの言っててもあまり意味がないので、日本全国的なレベルで見てみると、日本では沖縄だけが突出して硬度が高い。100を越える硬度の浄水場が並んでいて、というのも、サンゴ礁が隆起して出来た島だったりするので、それが原因らしい。一般的には日本の全国平均の硬度が50から60、京都が37.7、東京が90.3と、関東が高いようだ。ヨーロッパは高いね。軒並み、300くらい。日本にはそんな水はほとんどないが、エビアン297.5、ヴィッテル307.1、ペリエ364.5といった輸入ミネラル・ウォーターがそのあたり。凄いところでは、コントレックス1555というのもある。一般的には硬度100以下が軟水と呼ばれるので、世界的なレベルでは、日本の水なんざ、大差ない、という結論になってしまう。それでも、京都の水と、東京の水と、わずかな違いで出汁の引き方が違うとか、お茶の味が違うとか、まぁ、色々とあるわけです。で、この話はまだまだ続きます。

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>硬水

本州にもあるようです。

「南アルプスの最南端・遠山郷唯一の独立峰・盛平山の麓にこんこんと湧き出る「龍淵寺 観音霊水」は、今や日本一の鉱物物質含有量を誇るナチュラル・ミネラルウォーターとして注目されています。」
http://tohyamago.com/kankou/kannon_reisui/index2.php

じゃあ柿田川の水使っている地域は京風の料理になるかっていうとそうでもないんだよね。

間違って飲んでも大丈夫な湧水地で、水遊びができる沼津の子育て世代の皆さんがうらやましい…。

って、書き込めるだろうか。

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