祝いの膳

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ネットの口コミではやたら評判が良いようなんだが、おいらにとっては行きつけの「いつもの」なんで、ただ、今回ばかりは身内の祝いの席というので、いつもとは一味違った料理の数々です。伊豆長岡の割烹旅館「新叶」です。ここは隠れ家的な旅館として人気のようだが、料理も器も洗練されていていい感じ。つうか、「活けてある花が、野山で摘んできたモノだった」という書込みがあったんだが、そうした心意気というのが、伊豆の温泉場を支えている底力だな。おいらの知人にも、師範の免許持ってますレベルの華道のおばちゃんが何人もいるんだが、みんな、車かハンドバックに花切り鋏を忍ばせてますw 寄ると触ると、「あすこに良い蒲の穂があった」とか「そろそろ山百合が出ている」とか、山で花を探す話になる。そら、花屋に行けばどんな花でも買えるんだが、せっかくの遠来の客を、地元の山野の自然な花でもてなそうというわけです。まぁ、旅館の花なんか、ほとんどの人は気にも止めないだろうが。

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お寿司と煮凝りと、繰り抜いた柚子に収まった紅白のおなますです。

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祝いの席なので鯛です。背中が開いてあって、中に具が詰まっている。

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お吸い物。今回、なぜか芸者さんが入って色々とにぎやかだったので、お品書きとか、味の印象とか、みんな忘れました。いつものように美味しかったとしか言い様がない。

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お造りは、太刀魚と手長海老がメイン。どちらも駿河湾の名物です。手長海老は美味しいんだが高い。普段はとても食えません。

伊豆駿河湾で行われる期間限定のトロール船漁(底引き網漁)の時期しか味わえない貴重な海老。フランス・イタリア・スペイン料理の高級食材として有名で、魚市場の競でも上記の料理屋さんへの納めとして買い占められ、一般にはなかなか手に入りません。外国産・冷凍物でない、正真正銘、伊豆駿河湾産獲れたての手長エビ(アカザエビ)です。
楽天でも売っているようだが、但し書きがある。

・水揚げ時に網に引っかかり手の取れたものが混ざることもございますのでご了承ください。
まぁ、楽天のお取り寄せ便だったら手がもげていても構わないようなもんだが、祝いの席で手がもげた海老を出すわけには行かない。大きくて姿形の整った手長海老を居酒屋で出したら、まず、それだけで一匹1000円ではありえない。・・・なんて、みみっちい話は止めようw

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ところで、こういう場所では間違いなく本物のすりおろし山葵を使っているわけです。おいら山葵好きなので、残すのが勿体ない。ここにも山葵が乗っているけど、刺身の余った山葵も乗せて、いやぁ、本物の山葵はうめぇw

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ブリです。

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鴨。このあたりまで来ると、そろそろ満腹感が出て来るわけだが、そこら辺を見透かしたように量は少なめだ。

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揚げ物。塩でいただきます。コレも少量。

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蟹。

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さて、最後にご飯が出てくるわけだが、お新香です。他の料理はともかく、このお新香だけは褒めましょう。何故なら、お新香だけは女将が漬けているお手製だから。他の料理は板前さんが作っている。

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今日は目出度い席なのでお赤飯です。

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あとは、フルーツも出たんだが、下のバーに移って飲むのに忙しくて撮り忘れました。

コメント(3)

今度は花の写真もお願いします。
土地の花を活けられるというのは最高の贅沢で、また、もてなしやと思う。


>旅館の花なんか、ほとんどの人は気にも止めない

私は楽しみにしています。

料理ですが、プレゼンテーションの美しいこと。脂っこいフレンチ料理もタジタジですね。

イギリスからの欧米系フラワーアレンジメントは
シンメトリーや全方位から見てOKにこだわってて
意識がテーブルを面で見た全員向けなんだけど

日本の場合は気持ちがひとりひとりに向いてるので
形が不揃いでもいいし小ぶりのほうが似合いますね

お赤飯の仕上げはナンテン(南天)の葉なんだけど
どっか行くのも面倒なので庭に植えました
超便利です

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