わさびシャモ飯

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初出/2011/2/19

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日本一の寿し弁当で有名な、修善寺駅前の舞寿しなんだが、修善寺駅に行って眺めてみても、駅前に「舞寿し」なんて店はありませんね。実は、駅前にある不二家の入っているビルがそうですw もともと食堂だったんだが、親父さんが死んで食堂は閉め、駅弁だけ細々と営業していたんだが、伊豆の素材にこだわった鯵寿しが好評で、コンクールで一等賞になったり、駅弁評論家に絶賛されたり、発売から10年たった今ではすっかり定着しているんだが、そんな舞寿しが自信を持ってお送りする新しい駅弁がコレです。
武士(たけし)のわさびシャモ飯 1300円
ここは、社長さんの苗字が「武士」というんですね。

軍鶏のがらスープで炊き込んだご飯にワサビの茎塩漬けを和えました。主役はワサビの葉を食べて育った地鶏"天城軍鶏(あまぎしゃも)"。副菜には、自家製わさび漬けと和えた椎茸、地場の季節の野菜の煮物。軍鶏はワサビやワサビの葉塩漬け一緒に、また当店オリジナル醤油「アジの極(きわみ)」をつけてお召し上がり下さい。





天城軍鶏というのは、修善寺から湯ヶ島に行く道の途中、青羽根のちょっと先あたりなんだが、堀江さんという一家で作っているらしい。

天城の自然の中、栄養度の高いエサを与え、野鳥が入らず自由に元気に走り回る事が出来る「平飼い鶏舎」を使い、ブロイラー(一般的によく目にする鶏です。)の3倍以上の時間をかけて育てています。

黒牛、黒豚、黒米、黒酢等、黒系のモノは美味しい、健康と言われる中、しっかりした歯ごたえの「黒系シャモ」ときめ細かく柔らかい肉質の「横斑プリマスロック」を主にかけあわせ、試行錯誤してできた最高の美味しさを求めた鶏種、それが「天城軍鶏」です。

三倍の時間がかかるという事は、つまり、三倍の餌を食うという事でありまして、なので、普通のブロイラーより値段は三倍以上になりますね。ちなみにマルで(内蔵抜いただけの丸ごと)4~5000円で通販しているようです。

ところで、言うまでもないんだが、伊豆箱根にはたくさんの旅館やホテルがあるわけだ。それだけじゃない、観光客相手のレストランもたくさんある。そうしたところでは、「地元の食材です」というので、もちろん沼津の魚はもちろんなんだが、たとえば伊豆牛とか、箱根山麓豚とか、そういうのも出すわけですね。伊豆の旅館では、神戸牛やイベリコ豚なんか出すより、地元の伊豆牛出した方が、お客さんも喜ぶというものです。なので、この天城軍鶏も地元の旅館やレストランでもよく使われているらしい。三島の町の中に「おんふらんす」というフレンチがあるんだが、そこでも天城軍鶏を使ってますね。そういや、伊豆長岡の割烹旅館でも、天城軍鶏の鍋が出たな。観光地を抱えた伊豆というのは、そんな意味でも優れた食材が育つ環境というのがあるわけです。

ところで、この駅弁というのはTV番組の企画から生まれたプロジェクトだそうで、テレビ朝日の「地球号食堂」だそうだが、なので、発売当時はアッという間に売り切れたというんだが、今でもなかなか買えない「幻の駅弁」です。今でも土日限定なんだが、昼ごろ買いに行くと、もう売り切れ。午前11時に店頭に出すというんだが、一時間もたないみたい。なので、電話で予約して行ったんだが、鯵寿しも時々、売り切れているわけで、買いに行く人は予約した方がいいです。

で、シャモの味なんだが、確かにシッカリと噛みごたえのある歯触りです。ご飯は、シャモのガラで炊いた山葵の茎入りで、旨みたっぷりのシャモ肉に摩り下ろした山葵をタップリつけて食うと、丸ごと伊豆を食べている贅沢感が味わえます。値段もちょっと高いけど、素材の良さが存分に生かされた、伊豆ならではの逸品ですね。

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