万大醸造「伊豆の里」

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酎ハイというのが、現在、大流行りなんだが、まぁ、昔から存在はしていたものの、ブームの火付け役になったのは、容器入りのモノが売りだされたから、ですね。どこが売りだしたのかというと、

容器入りチューハイは、1983年に東洋醸造(のちに旭化成に吸収合併され、現在はアサヒビールが事業継承)が発売した瓶入り「ハイリッキー」(現: ハイリキ)が商品化第一号だといわれている。その翌年には、宝酒造と旭化成が缶入りチューハイを発売[4]。サントリー、メルシャンなど大手酒造メーカーが参入した。特に、1999年にサントリーが販売した低価格の「スーパーチューハイ」は市場を席巻した[4]。1990年代後半以降に主流となった低価格路線の商品が継続して人気を維持している事、酒税が安いこと、若年層のビール離れ[5]、低アルコール飲料が好まれる流れにも乗って市場は拡大している。

Wikipediaによれば、東洋醸造の「ハイリッキー」が嚆矢だそうで、東洋醸造といえば、昔から大仁にある大きな醸造所です。今は旭化成に吸収合併されてしまったんだが。で、東洋醸造といえば「合成酒」で知られた会社で、「力正宗」という銘柄があった。「健康の酒」とか呼ばれていて、ここら辺の貧乏人はみんな飲んでいたもんだ。また、安い三増酒では「菊源氏」というのがあったね。もっとも今では、酒、作ってないみたいだが。


初出/2011/2/15

で、この東洋醸造で日本初の容器入り酎ハイ、ハイリッキーを作って酎ハイブームを盛り上げた人というのがおりまして、それがこの人なんだが、今では修善寺の万大醸造に移って、相変わらず酒を作ってます。元が合成酒とか作っていた東洋醸造なので、この人、日本酒、焼酎、リキュールと、「ビール以外、何でも作った」という人で、まぁ、大きなメーカーの技術者というのはそんなもんです。

で、万大醸造というのは、戦争中に酒蔵の統合が進んだ伊豆では唯一残った酒蔵で、「あらばしり」という本醸造が有名なんだが、値段は安いものの、そんなにマニアに人気のある銘柄ではない。人気がないのには理由があって、原料米の精白度が低いわけです。今は、徹底的に磨き抜いた50~60パーセントみたいな吟醸タイプが人気なので、万代醸造みたいに精白度が低い酒は「雑味がある」とか言って嫌われるわけです。ところが、ここの社長さんは独特の酒造り哲学の持ち主で、

私は、農家の人たちが丹精込めて育てた米なのだから、できるだけ少しでも多く活かしたいという気持ちがあるんですね。それが自然な酒造りじゃないかと。

いまどき、こういう貧乏くさい事を言っているので、日本酒マニアからは嫌われるわけです。どれくらい嫌われるかというと、ここの看板商品である「あらばしり」だが、

醸造アルコール入りの本醸造であるのは予想の範囲内でしたが、精米歩合の表記がどこにもないのですよ。
もちろん、酒米の表示もありません。
お米は一般米、精米歩合は70~80%、添加するアルコールも規定一杯、ということなのですね、きっと。
覚悟を決めてグラスを鼻に近づけると、来ましたきました、典型的な雑味の香りがプンと立ち上がってきます。

含むと、濁ったすりガラスのようなダサい旨味がトロリと口に入ってきます。
ひえ。
我慢して保持していると、あっという間に旨味は消え、代わりに渋みがシェアを拡大してきます。
そのうえです。
醸造アルコールの嫌な匂いが鼻腔に抜けていくのです。
うーーむ。
なんともつまらないお酒です。
こういうお酒はせっかくの料理の味わいの足をひっぱります。

四合瓶で690円の安酒とはいえ、もう、ボロクソですw 

ところで、昔の酒というのは、精白歩合が低かったらしい。貧乏だったから、というより、精米機がそんなに上等じゃなかったから。それが、精米機が発達していくらでも削れるようになって、それで今の「吟醸酒」ブームがあるわけだ。そういう意味では、万大醸造の酒というのは、昔風のスタイルなのかも知れない。

で、いよいよ本日の酒、「伊豆の里」です。これはもともと東洋醸造で作っていた銘柄で、東洋醸造の酒事業というのはアサヒビールに引き継がれたそうなんだが、この銘柄だけは要らなかったそうで、技術者ごと、万大醸造に引き継がれた。ラベルや名前からも判るように、伊豆の観光土産として作られているわけで、伊豆の醸造所で作らないと意味がないわけだ。で、純米酒です。ただし、精白歩合が70パーセントと低く、さぞや泥臭い味なんだろう、と期待させるモノがあるんだが、ちなみに日本酒度が+3という事で、ちょっぴり辛口。ネットで評判を眺めてみると、

「伊豆の里」は静岡の酒販卸メーカーの「平喜」が企画販売する観光酒。
立ち香は香ばしく濃順な乳酸系の香りですが、飲み口は軽快な淡麗辛口酒。しかし、熱燗にすると、どこからあふれ出すのか、深いコクと旨みでホッとする飲み口。しかしキレもよく後味を引きます。

とか、

伊豆の土産物屋などでよく見かける地酒。
かつては旭化成大仁工場(旧東洋醸造)で造られていた銘柄だが、旭化成のオエノンへの酒類事業譲渡に伴い大仁工場が閉鎖されたため、万代醸造へ銘柄が譲られた。
冷やして飲んだところ、コクのある甘口。
甘い香りも高い。

とか、辛口と書いてあったり、甘口と書いてあったりするんだが、まぁ、それほど評判は悪くないです。つうか、大メーカーで色んな酒を作ってきて、日本中に酎ハイブームを巻き起こした人が作っているんだから、そんなに酷いわけがないですね。で、ドキドキしながら開けてみたんだが。

まずは、香りが強いです。飲んでみて驚いた。ずっしりと重いわけだ。日本酒ではフルボディという呼び方はしないのかね? そんな感じ。日本酒度でまったく同じ「花の舞・純米酒」が、まるで水みたいに感じられる。で、じゅうぶんに旨いです。デザインと名前から、どうしても土産物のイメージが強いんだが、単なる「おみやげ」にしておくのは勿体ないですね。で、考えたんだが、マニアに馬鹿にされる合成酒とか作っている人というのも、それはそれで、与えられた環境の中で精一杯の仕事をしているわけで、単に好きとか嫌いとか好き勝手言ってる素人さんには想像もつかない世界というのがあったりするわけです。コレで、伊豆半島のあちこちの土産物屋で1000円程度で買えるわけで、どっかで見掛けたらぜひ、試してみてください。

コメント(18)

お歳暮で「十四代」をもらった。
久保田を凌ぐ人気だそうだ。
つまらない味だ。
今年も雑煮にでも使ってもらおう。

東京から来た人達で酒盛りするんでつね(´・ω・`)イイナ

酒盛りの前にラジオ体操第4にチャレンジしてくださいw

http://www.youtube.com/watch?v=Ep4JAf8hECE

酒場の酎ハイは古くから東京東部京成押上線沿線の大衆酒場でメインのお酒でしたね。戦後からです。
外瓶方式でグラスに焼酎、炭酸瓶で好みに調整、天羽の梅を混ぜます。一杯300円前後です。日本で一番炭酸が強かったのはニホンシトロン。残念ながら四年前に廃業してしまいました。これにモツ焼きとモツ刺身。タマリマセン。
京成立石駅周辺には25年前から通っております。

酎ハイはあまり美味しく感じられないです(´・_・`)
元々酒飲みではないのだが、何のために酎ハイを飲むのかわからんです。

やっぱり日本人の正月は日本酒ですね。
ここ数年、コタツで紅白見るような正月を過ごせていませんが、特に一年前はアフリカの田舎でイベントらしき騒ぎもなかったので、今年は冷たいモヒート飲みながら、にぎやかな年越しを過ごせたらいいと思ってますwww
キューバでもiPhone快適ですwww

チューハイとかホッピーの甲類焼酎はやっぱりダメな感じw
頭痛が酷いw
柑橘系のサワーならラムで作れば良いのかも?w

>酎ハイというのが、現在、大流行りなんだが

つか、チューハイよりもホッピーじゃないの?w
プリン体ゼロみたいな感じでw

ホッピーもビールで割れば旨いんだけどねw
そんな感じでwww

ノンアルコールビールをビールで割ると良いってのも同様www

>をビールで割ると良いwww

 学性のころの終末、レースのオフィシャルで遠征して、ミーティングが終わってから深夜のサーキットホテルで老若男女入り乱れて飲まされていた時、おっさん連中は酒が少なくなってくるとよく「焼酎+ビール」のビーハイを作って、いろんなハナシをしてくれたなwww
 決しておいしい、と思うことはなかったけど、懐かしいなwww

そこがホッピーじゃなくてビールなのがポイントでつwww

『割り物なんて旨い訳が無い』でつwwwwwwww

でも、柑橘系の100%ジュースと炭酸とラムはありですwww
甲類の焼酎は100%ありえないですwwwwwwwwww

夏は、柑橘系の100%ジュースと炭酸とラムですwww
残念wwwwwwww甲類焼酎屋wwwwwwwwww
ニッカに行ってカフェ蒸留器でも導入しろよwwwwwwww


その為の、法人税の増税と設備投資減税ですwwwwwwww

野次馬さんお疲れっす。

オレ今日が仕事納めで8時までトンカチ振ってて、帰宅して雑用済ましてパソコン開いて即、日本酒飲み始めて松井の引退に関するニュース見たんだけど、ヤツの引退にあたってコメント寄せてる米国人の文章読んでて悲しくなっちゃったんだ。
アメのヤツラはやっぱユニバーサルなんだよ。

黄色いヤツでもしっかり仕事して、おまけに人格が優れてるヤツは毛唐でも惜しみなくリスペクトするんだよな。

翻って日本の右翼とかいう馬鹿はもう、どうしようもねーな。
世界観の違いなんだな・・・


旅行しろ。英語しゃべれなくてもいいから現地のヤツらと酒飲め。
近未来に日本の国土はお釈迦になるから、ばんばん外に出ろ!若い衆よ

ホイスというのがありまして、酒ではなく割り物なのですが、
これで焼酎を割ると味がウイスキーになるというものです。
ウイスキーならぬホイスキー。
一部の飲食店にしかおろしていない幻の酒です。
今はコンビニの酒が炭酸入りばかりでつまらんです。

>レースのオフィシャル

なんのレースでつか?w

>マニアに馬鹿にされる合成酒とか作っている人というのも、それはそれで、与えられた環境の中で精一杯の仕事をしているわけで、

その上前を何もしないでピンハネしているのが役人なわけで、酒税の要らない「どぶろく」を作り始めて日本酒が何なのか少しわかりかけてきましたよ。どうしてもいくらか酸味が入ってしまいますが、上手に濾すと結構いけます。

>なんのレースwww

鈴鹿のフレッシュマンこやむかしのF3、F3000など4輪がメインでしたが、F1や2輪のGPなんかにも、コース審判婬で入ってますたwww
漏れは主にコーナーポスト(コース脇の番号ついたBOX=ドライバが減速中によく見えるようにフルブレーキ時の視線の先にありまつ)でコントロールタワーまで電話連絡する係ですたwww F1などスーパーライセンス持ちはさすがによくコーション視てますが、クラスが下がるにつれコース員も忙しくなりますwww もちろん予選やフリーセッションもコースアウトや火災、スローパンクチャーなど忙しいです. F1はさすがに速く、コース員が1コーナの道幅を横切り始めたときにカシオトライアングルを立ち上がったF1が、コースを渡り終わったときには後ろにいますwww 加速やブレーキングも凄まじいいらしく、脳みそが右に左にシェイクするそうで、コーナリング中のドライバの目は若干虚ろな何処をみているのかわからい”狂人の目”と云われてますたwww 横Gで脳内血管の酸素が一瞬途切れる、とても気持のいいものだときいたことがありますwww レースの合間はとてもリラックマで、おやつや飲み物がコースカーで届いたりします. 電話番であった漏れが、RQやキャンギャルの派遣をタワーへ要請していたことは言うまでもありませんwww

>その上前を何もしないでピンハネしているのが役人

そうそうwww
そもそも税金ありきなんだよねwww
それが間違いwww
レギュレーションがそもそも間違いなんだよwww日本はwww

>コーナーポスト

筑波は、専有だとコーナーポストの要員も自前のはずw
オイラも昔、BOTTの前にお店の専有の旗振りした事がありまつwヒレカツ定食と日当だった気がwww
ヤジマの小僧が最終コーナーにオイル撒いて逃げるように帰りましたwww(速攻で逃げたので顰蹙www一言ぐらい謝れよwww)
おかげで二人ぐらいコケタはずw

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