魚っ食いの静岡県人が認めた魚「尾赤アジ」

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あまり知られてない魚なんだが、それだけに安く買える。ちょっとした鯖くらいのサイズで、200円です。旬は、夏から秋だそうです。通称「尾赤アジ」と呼ぶんだが、ムロアジの一種なので、大きいです。

オアカムロ(尾赤室) D. tabl Berry,1968 英名Roughear scad。日本での地方名はオアカ(東京・和歌山)、アカムロ(和歌山・高知)、アカアジ(鹿児島)、アカムツなどがある。 全長 50 cm。体型はムロアジに似るが、和名通り尾鰭が全体的に赤い。アカアジよりも体高が低い。日本・オーストラリア・ハワイまでの西太平洋、インド洋のアフリカ南東部沿岸、ノースカロライナからベネズエラまでの大西洋西岸に分布する。
50cmというのはちょっと大袈裟なんだが、この辺で売っているのは40cmくらいのが多い。伊豆七島とか、外洋に近いところで獲れるらしい。築地にはあまりあがらないようで、東京ではほとんど見ないね。「足が早いので、値が付かない」というんだが、今日買って来たコレは「千葉産」なので、わざわざ千葉から東京を越えて沼津まで持って来たわけで、単に東京の人は尾赤アジを食べる風習がないのかも知れない。でも、魚っ食いの静岡県人が認めた魚なので、味は良い。

おいらの周辺で聞いても、この魚の評価は高い。普通のアジよりこちらの方が好きだという人がほとんどで、というのも最近のアジは当たり外れがあって、時々、妙に不味かったりする。「養殖してるからじゃないか」という人もいるんだが、原因は判らない。その点、尾赤の味はいつも安定している。尾赤というのはいつも脂が乗っている魚で、写真で見ても皮を剥いだところが真っ白です。血合いが多いので生臭いんじゃないかと思われがちだが、実際にはほとんど生臭さは感じない。「癖のない鯖」と評する人もいるんだが、まぁ、そんな感じ。形の良い所を刺身に取って、端っこは叩きに。1匹200円で二人前とれます。ひとり100円。あとは漬物があれば、夕食に大満足だ。静岡県人はこういう魚を食っているので、ことさらに大間のマグロとか有難がったりしませんw 

東京で何故、この魚が食べられないのかというと、「安すぎるから」ですね。そもそも家庭のママさんは、40cmもある魚を買って来て、三枚におろしたりしない。料理屋では、200円の魚にこれだけの手間を掛けない。原価200円の魚では高い値段が付けられないので、家賃も払えないし、人件費も出ない。今回、ちょっぴり気合いを入れて姿造りにしてみたんだが、見栄えは良くても手間がかかる。慣れた料理人がやっても、原価より手間賃の方が高く付く。安くて美味しいのは結構だが、安すぎても商売にならない。結局、東京の人は「本当に美味しい魚」を食べられない、という事です。ウチの近所のスーパーでは、カドイケやアオキで割といつも買えるので、カツオのない時期は尾赤アジかメジというのが自作刺身の定番です。

コメント(24)

美味しそうだな。北海道ってそれ程アジは食べられないんだよね。
海水温が下がったので鮭がどんどん川へ帰ってきました。やっとイクラが出回ります!

オアカって干物だと身が硬いんですよね。
昔読んだ釣り漫画で、主人公の学生がクエ(浜岡原発で養殖しているアレ)を釣る大きな釣針を旅館からくすねて持ちだして、仲間がムロアジを釣ったら引率の先生が「刺身にしても美味しいけど大物の餌にもする」という話を聞いてそのムロアジを奪い取りクエ用の針に引っ掛けて見事クエを釣り上げるという話を読んだので、どうしても延縄の餌ってイメージがあります。

刺身としては、むしろ、身が柔らかくて崩れやすい。
それで、タタキにするんだけどね。

というか、
この写真はどこで撮られたものでしょうか?
この刺身を、静岡の何処で食べることができるのでしょう?
それが気になります。

野次馬さん。もう少し斬れる包丁使ったほうがいいよ。
斬り口が大雑把過ぎwwww
ツマもな。

実は、刺身包丁持ってないんだよ。普段、あまり刺身は食わないから。安い菜切包丁ではこんなもん。


時間があったら包丁特集でもやってください。結構奥が深い世界であるようです。選び方、研ぎ方、使い分け、そして刺し殺す方法など。海外のシェフも観光旅行のついで買うようです。

ちょーww道具だけは揃えてると思ったのにww訴えてやるwww

って、書いた後に写真見たんだけど、包丁買った方が良いですw
犬小屋の冷蔵庫とかなんやらかんやらに比べたら安いですw
刺身は、包丁の良し悪しはしょうがないと思うw
刺身を、食わないオイラでもwww

鯛のカルパッチョとかヒラメはOKw

研ぎ屋が日本橋から出張つて來る度に(出張先の)百貨店に預けてゐる。

ここは、マグロを解体する包丁でも買わないと引っ込みがつかないwww
人を切る時しか役に立たないけどwww

マグロ包丁なら持ってますw
アレがないと大きなカツオがバラせないw

日立金属の銀紙1号を鍛造した、菊一文字の牛刀が、最高にイイです。
自分は3本持ってますが、青紙の割り込みよりも良い。
何でこんなに良いのか、不思議なくらいです。
きっちり研げば、刺身包丁よりもイイ感じですね。
小川町で買えます。

>>実は、刺身包丁持ってないんだよ。

野次馬さんのことだから、「これはオヤジがどっかから拾って
来た物だが・・」とか言いながら、厨子野耕介こと岩崎航介が
鍛えた和剃刀とか出てきそうなのに意外でした。

肉も良く切れるので、両刃の柳刃とか良いかもね!

添えてあるのはミカンですか?

たまたまミカンしかなかったんだよ。
あまり細かいところを追求しないようにw

ヘンケルスだっても角きっちりな刺身つくれます。
野次馬さん、ぜひぜひ良い道具を!

大工が使う鉋・鑿の場合、鋼(ハガネ)はおおよそ四種類で「青紙・白紙・スウェーデン・玉鋼」が通り相場です。

銀紙はありません。

地金についても色々と能書き垂れるとキリがないんですが、何はともあれ、こまめに研いで刃先をビシャっとしておく事が肝要です・・・

刀・鉋・包丁と用途は夫々ですが鍛冶屋はどんな思いで鍛造しているのか、興味深いところです・・・

>銀紙はありません

だから、不思議なんです。
因みに銀紙はステンレス鋼なんですが。


ステンレスってのは炭素鋼に比べて粘りが有るので、
刃先のマイクロエッジが大振りになるのが普通です。
そーすると、切断面の肌理が粗くなる筈なのですが・・・
菊一文字の銀紙一号は、かなり不思議な刃物だと思います。


自分は最初、果物切るためにぺティナイフを買ってみたんですが、
これが非常に良くて不思議だったため、結局3本も買ってしまいましたwwwww

この魚、干物にするとまた旨い。

>かなり不思議な刃物だと思います。

デニスさま

門外不出の「秘伝の技」を駆使して打っているのかもしれませんねw

神田方面へ行く機会があったら、私もこの包丁を購入してみたいです。

ただ研ぎが面倒な気もしますが・・・

Nobita様

鉋なんて使ってる方から見れば、笑われてしまうレベルの話かも知れないんですが。


自分の場合、ナイフから刃物に入っています。
実用品のナイフを色々使ってみてから、どーしても欲しくなって、
当時まだ高価だったランドールを(学生だったので)借金までして手に入れて、
切れる切れないとは別レベルの切れ”味”というモノを知り、炭素鋼に目醒めました。
で、包丁も炭素鋼で揃えてたんですが、たまたま手にした1本から、また方向転換してしまった、
と、そのレベルの話です。

で、砥石ですが。
自分は普段、ベスターの1200番で研ぎっぱなしです。
この砥石も不思議な事に、もう20年くらいは使ってる筈なのに、砥ぎ減りしません。
たまに気合入れた時に、確か6000番の合成砥を当てるくらいです。


宮大工は持ってる砥石の質で腕の優劣が決まる、なんて話も聞いた事が有りますが、
すんません、自分の場合は、この程度の話なので、かんべんしてやって下さい。

>>菊一文字の銀紙一号は、かなり不思議な刃物だと思います。

それは鍛造されているからです。

>宮大工は持ってる砥石の質で腕の優劣が決まる、なんて話

デニスさま

私はのみ・かんな・包丁(たまにカッターも)の刃を砥ぐのに、もっぱらセラミック砥石で商品名「シャプトン」というヤツを愛用しています。

日本全国どこの道具屋でも売ってるスタンダードな人造砥石で、しかも安いんですが短時間でそこそこ切れる刃がつきます。

今では大勢の職人が使っているベストセラー商品なんですが、品質が安定していてコスパが良いわけですから、そりゃ皆買いますよね。

天然砥石も所有していますので当然ながら仕上げに使うわけですが、山で採掘される砥石というのは良品を見極めるのが非常に難しく、ハガネとの相性もあり、高価な物イコール良品とはならない場合が多々ありますね。(フランスのワインと同じです)

昨今の経済情勢を反映してか、京都の優良銘柄の砥石が今ではヤフオクで格安に入手できますが、
一・二昔前なら店頭で六桁の値札をつけてるヤツが偉そうに陳列棚でふんぞりかえっていました。

「砥石の質で腕の優劣が・・・」というのは、高価な砥石を所有するマニアックなコレクター大工が流布した説ではないかと思われるのですが、鉋などは使いこなしてナンボの世界でありまして、今だに青いケツした私は道具に使われている次第で面目ナシって感じですw

新潟の鍛冶屋で碓井健吾さんという方がおられます。
たぶんまだ健在でおられると思いますが、この方の打った鉋は業界ではさしずめシャネルかエルメスかと云われる程のブランド価値を有する人気商品なんですが、十年近く前にあるイベントでお会いし話す機会がありました。

茶目っ気タップリにおっしゃってたのが印象深いんですが・・・

「大工さん、砥石に使う金があったらワシの鉋買ってくれ。
デカイ声では言えんがな、砥石なんざ人造物で充分だよ。
とっておきの秘策を教えよう。
実はな、入れ歯手入れのポリデントをセラミック砥石に垂らすんだ。
すると調子のいいトグソ(砥糞)が出てなかなか良く仕上がるんだぜ・・・」

と、まぁこんなエピソードがあったんですが包丁も使ってなんぼ、振り回すのはヤバイと思われますがマナ板の上でガンガン叩いてくださいw


了解です。

しかし、ポリデントですか!
目が詰まりそうな気もするのですがwww

丁度、6000番(だったと思う)の方が、妙に滑る感じになって来ていたので、
エンジって奴を買ってみようかと思います。
空母って奴も気になるのですが、安い砥石が何本買えるか考えると、手が出ません。

色々と、ありがとうございました。

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