暗黒舞踏

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さて、またしてもアングラのお話なんだが、いきなりショッキングな画像で申し訳ないw 麿赤兒ですw 存在感のある俳優として有名なんだが、この人、実は、舞踏集団「大駱駝艦」の主宰者です。そして、下の映像は暗黒舞踏とフリージャズのコラボです。トランペットは、沖至。フランス在住なんだが、フリージャズの超大物です。ところで、暗黒舞踏というと白塗りか金粉ショーなんだが、金粉ショーというのは歴史が古くて、昔はキャバレーとかで見世物として演じられていたという歴史がある。売れる前の唐十郎とか、若き日の土方巽とか、暗黒舞踏の人はみんな、コレで生活費を稼いでいた。



暗黒舞踏というのは日本のオリジナルです。外国の「ダンス」というのは、例外なく飛び跳ねるところに特徴があるんだが、暗黒舞踏は跳ばない。地べたを這いずりまわる。コレを見て、外国人も驚いた。今までのバレエを頭から否定する、独自の世界観がそこにあったからで、やがて「Butou」という名称で、外人も真似するようになって、日本の暗黒舞踏が世界の「Buou」になる。



ところで、名古屋のお祭りです。大須町人祭というんだが、このお祭りでは各種の大道芸が披露されるんだが、静岡なんかと違って、怪しい芸が多いw 中でも大駱駝艦の金粉ショーは名物になっていて、毎年やってるようです。



凄いよねw ほぼ全裸の男女が、真昼間から、街のまん中で怪しいダンスw 被写体として面白いので、とんでもない数のアマチュア・カメラマンが駆けつけるらしい。これでもまだ、大駱駝艦の金粉ショーなんざ、昔と比べると大人しくなった方で、昔はホコ天で、全裸でチンコにだけ包帯巻いて隠して踊っていたw 



コレは、「自称アーティストの卵の卵」とかいう、富山の女の人。デザイナーの彼氏とコラボで写真撮られたりしているんだが、ここでは「踊ってみた」という事で、素人ながらに暗黒舞踏もどきをやってます。土方巽が好きだそうです。年齢は25歳くらいだそうだが、この人、体型がスレンダーでロリっぽくて(貧乳とも言う)、なかなか少女っぽいのが素敵です。ネットを探すと、この人のヘアヌードとかもあって、アート志向の普通の女の子の裸や「舞踏」がクリック一つで鑑賞できるとは、なかなか良い時代ですw もっとこういうのが増えればいいのに。



ちょっと長いビデオなんだが、30分くらいあります。ギリヤーク尼ヶ崎。この世界では物凄く有名な人です。おいらも、30年くらい前に何度も見ている。大学の文化祭、歩行者天国。この人の芸というのは、路上に結界を張るところから始まる。ここではほとんど観客なしでやっているんだが、歩行者天国などでは、準備をしている間に観客が集まって来る。この、被災地での踊りは、本人の言うには「生涯での最高傑作」だそうです。これで、この人、82歳です。ペースメーカー付けてます。暗黒舞踏の人は異常に長生きだったりしますね。100歳過ぎて認知症になっても舞台で踊っていた大野一雄という人もいる。ここでギリヤークが使っている伴奏は、白川軍八郎と初代高橋竹山の津軽三味線。神戸震災の時には、どこからか婆さんたちが集まってきて、念仏じょんがら踊りに合わせて『南妙法蓮華経』の大合唱になったそうです。実は、コレを見てもらいたくて、ここまで引っ張ってきたんだが。50年間に渡って自分の「芸」というモノを追求して来た男の姿です。



暗黒舞踏という名を名乗り始めたのは、この人から。土方巽です。この人がアートシーンに与えた影響は大きくて、三島由紀夫までもがその舞台に上がっている。もちろん、正統的な舞踊界からは異端視・蔑視され、かつては「剃髪、白塗り、裸体、野蛮、60年代日本の突然変異ダンス、テクニックのない素人の情念の踊り」と呼ばれていた。まぁ、今でもそう見られているんだけどね。つうか、たまにNHKの深夜のサブチャンネルとかでやるだけで、DVDも滅多に出ない世界なので、こういうのを見ようと思ったら公演に足を運ぶしかないです。

コメント(13)

心臓止まったよ!
ブラクラ踏んだかと思ったわ 笑

なんじゃこりゃぁぁ!!!こんな時間に覚醒した!

>>麿赤兒
 「有言実行姉妹シュシュトリアン」に出てた事しか覚えてない。

麿赤児の息子・大森南朋が小学校のとき「お父さんが仕事してるところを描いてきて」っていう宿題で、素っ裸の麿赤児を描いてもってったたら母親が呼び出されたと言ってたなwいい俳優になってよかったな。

昔々沖至、加古隆、翠川敬基、中村達也のセッションを聞いたような記憶が。あのころの加古隆は見た目が怖かった。

ギリヤーク尼崎の映像、素晴らしいですね!
奇形人間はDVD出ていて土方巽を見たくて買いましたが、
このギリヤーク尼崎の慟哭の舞踏はそんなレベルではないですね。
被災地と言う強烈なロケーションに助けられている部分もありますが
全部をまとめてひとつの作品にするのも才能だと思います。
ちなみに大駱駝艦は約40年前、大田区の山王という高級住宅街の中に
稽古場を持っていました。痩身で弁髪やスキンヘッドの男達が
近所をウロウロしている姿を今でも鮮明に覚えています。

>ギリヤーク尼ヶ崎
たまたま上原善広の本を読んでてこの名前が出ていたんで驚いた。ホントはギリヤーク(ニブフ)じゃない。

>ギリヤーク尼ヶ崎。この世界では物凄く有名な人です。
でもwikiを見たら日本語のしかなかったよ。

これのどこが芸術だよ。
いい加減にしろ。
ただの変態じゃねぇかwww。

ゲリラも、根っこはロリコン変態だからな。
同類同志仲良くやってな。


野次馬さん、ありがとう。

少しコンセプトが違うけど山海塾というのもあったよね

こちらはチョット洗練ぽくて泥臭さが半分くらい、
ヨーロッパでの評価が高かったな、
オナゴにも受けが良くて、観に行ったり
打ち上げお近づきになったりするのが、
渡辺和博のキンコンカンにでも出てきそうな、
ワタリ画廊出入りしてるよなオニャゴのステイタスみたいな
時期もあったな

六本木WAVEのイベントで玄関で金粉舞踏やってたの見たな、
確かまだ、ヨーロッパでだっけ、高田さん落下事故でなくなる前だったかな、
綺麗な男だった

金粉は筋肉のラインや動きがメチャ綺麗に見えますな。
次は『白黒』を是非宜しくwww

ギリヤーク尼ヶ崎、最高です。
阪神淡路の被災地で、集まった婆さん方が宗派を超えて大合唱になったというのも宜なるかな。

何処のクサレホイドかと思って見始めた動画でしたが、私も途中からはもう涙無しでは見られませんでした。被災地で人々の抱える無念や怒り、恐れ、魂の救済への渇望等々を、よくぞ代弁してくださったと思います。
数少ない観衆のオジサンも、感極まった様子で握手していましたね。

身体表現の破壊力を思い知らされました。


本気で驚きましたwww
でもお勉強になりましたよ。

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