田舎風の鍋焼きうどん

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富士山麓の、御殿場、裾野あたりというのは「粉食地帯」で、溶岩由来の土壌の傾斜地で水が保てないために水田が作れない。寒いし。おいらの母方の実家というのが裾野の奥なんだが、蕎麦が名産のところです。山梨では「ほうとう」が名物なんだが、富士吉田には「吉田うどん」があるね。ところで「ほうとう」というのは甲州の郷土料で、日常的な食事なんだが、吉田うどんは日常食ではないそうで、というのも、ほうとうは野菜で量を増やした貧乏食なのに対して、吉田うどんは富士登山の客に振舞うための「ご馳走」だったとか。江戸時代は富士登山が盛んで、富士講と呼ばれる組織があって、次々に江戸から客が押し寄せた。

江戸時代には富士講が隆盛を極め、北麓地域では吉田宿や河口宿など富士参詣者相手の御師町が成立、そのなかで参詣客を相手にうどんも売られ始める。しかし専門の店舗を構えたものではなく、一般の居住用家屋を昼時だけ開放してうどんを供したといわれる。今でもその名残で、看板も暖簾も掲げない居住家屋の一階居間を利用した店舗が多く見られる。

また、江戸末期から昭和にかけて郡内地方における基幹産業は、女性が携わる養蚕や機織だった。一方、耕作地に恵まれない土地柄ゆえに男性はよその土地に行商に出、生活の糧を得る。行商から帰り、家で骨休めする男性たちは、機織や養蚕で忙しい女性に代わって炊事を受け持ち、昼食としてうどんを打った。さらにハレの飽食感を演出する必要性があり、コシ、硬さ、太さに特徴を持つ吉田のうどんが育まれたと言われている。
太くて堅くて、腰が強いという特徴だそうで、現地では馬肉とか入れて食べるらしい。むかしはどこの農家にも馬がいたもんだ。で、御殿場から山中湖に向かう途中、道の駅「須走」というのがありまして、ここは自衛隊グッズを売っている事で知られているんだが、吉田うどんの生麺を売っていたので買って来た。

うどんと言えばおいら、鍋焼きうどんが大好きなんだが、あいにくと冷蔵庫には海老も入ってないし、ホウレン草も蒲鉾もない。業務用の冷凍キスとか、カボチャとか、そんなんです。キスはいいとして、カボチャが入ると、うどんじゃなく「ほうとう」になってしまうなぁ、と思いつつも、ありあわせの食材で鍋焼きうどんです。たまにはこういうのも田舎風でいいだろう。で、手打ちうどんなんだが、なかなか太くて逞しくて、満足感があります。

コメント(16)

半熟卵が苦手な私には、卵をうどんに入れる意味がわから
ない・・・お箸でつついて黄身がドロっと出たらお汁の味
が台無しになるから、ダメだ・・・

卵なしでお願いしまふ。

おいら、逆に、鍋焼きうどんに茹で卵入れるヤツは許せない。
鍋焼きうどんというのは、半熟卵あってこその料理だw

>半熟卵あってこその料理だw

ちゃう!!うどんとかラーメンとかお汁が命なのに
それを濁らせてどうするのぉぉ。
でも好みの問題だから・・・・私には卵なしでお願いしまふ。

>お箸でつついて

いや、つつかんでも…お汁の味と言われたらそれはその通りなんで黄身をつぶさんように一気にズズッと啜るのが私のいつもの勝負です。で、つぶれてしもたらそれはそれで、残さず頂きます。カレーに半熟卵がのっていても黄身をつぶさんよう(ry

今年の夏にぐるっと富士山麓をクルマで走ったんで、「裾野」とか「富士講」とか「自衛隊」とか言われるとよくイメージできるようになりました。不思議な場所ですよね。なんか日本じゃないような空間。昔訪れた、北海道をクルマで走ってる時の感覚が重なってしょうがなかったです。つか、なんであんな広い場所に、ぽつんとひとつだけ日本一高い山があるんだろう?やっぱり不思議だ…

>卵をうどんに入れる意味がわからない

あれは最初澄んだスープを飲み、その後卵をつついて半濁した
スープを・・・、なんて適当に食べればいいんですう。

それか旭軒でラーメンでも食べてなさい。

卵があると、ほっとするよねw

でも関東のうどんてお不味いんでしょ。

鍋焼きうどんはお麩も入れないとw
半熟卵だけじゃなくて天麩羅の溶けた衣の事も思い出してあげてくだしあw

若い頃、外回りの仕事をしていたとき、食事は燃料補給としか思っていなかったので、セルフうどん店に飛び込み、讃岐風のウドンを胃袋にドスンと落とし込んでいました。味よりも喉を通る感覚や重量感が快感。でも呑んだ後なんかシミジミ味わいたくなったら鍋焼きが良いです。松山高等女学校の生徒御用達だったという松山の店は、半熟卵{というか熱々に生卵落としアルミ鍋の蓋をするとテーブルに着いたとき程良くなっている}はオプション{50円ぐらい}。デフォルトは牛肉の甘辛煮とか油揚げ・竹輪・揚げ蒲鉾そして青ネギ。ツユは甘め{そもそも松山饂飩は甘め}。500円ぐらいだったかな。ナルトや卵焼き薄切りが入る店も。うどん専門店で1000円ぐらい出すと、エビ天やら色々載りますが、お麩も美味しそうですね。

伊井暇幻さん、ことりですかね。
映画「がんばっていきまっしょい」にも出てた

写真の卵は少し火が通り過ぎてるような
どうでもよいか

写真の卵は、ほぼナマです。火が通っているように見えるのは表面だけ。黄身も白身も中はナマです。

前半はアサヒ、後半ことり、であります。がんばって……松山東高の生徒も行っていましたか。

>それか旭軒でラーメンでも食べてなさい。

高知に旭軒はごじゃりません!・・・・・と思ふ。


>黄身も白身も中はナマです。


なま、ナマ、生?さ・い・あ・く。

松山ウドンはツユが{私には}少し濃いので、肉とか天麩羅の油や卵を溶いた状態のほうがマロヤカになったりします。まぁ好き好きでしょうね、店でもオプションですし。ちなみに慌しい朝なんか生卵2個に醤油垂らして飲んでると奥様が蛇蝎を見るような目で見てます。

>高知に旭軒はごじゃりません!

ええっ!

でもこれ。

http://ramen.gourmet.yahoo.co.jp/shop/23430.html

自分の高知の知識の半分はサイバラのマンガから来ています
(のこりの半分は旧中村市に何度か行ったことがある)。

旭軒もサイバラのお気に入りのラーメン屋だったような・・・

知らなかった・・・旭町かぁ。中心部よりどれくらい?
車で20分ぐらいかなぁ、徒歩や自転車で行くにはちょっと
ねぇ。
お城下から離れたとこは、知らない事も多いかも。

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