末永史が25年ぶりに復活!

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末永史とはまた懐かしい名前なんだが、1973年に引退するまで、ヤングコミックでずいぶん見たんだが、ずいぶんにオンナ臭い漫画を描く人で、独特のセンスが、孤高の作家みたいでカッコ良かった。それが、
末永史の25年ぶりとなる描き下ろし単行本「銀恋」が発売されたことを記念し、4月28日より東京ビリケンギャラリーにて作品展が開催される。
この人、1979年に復活して、わずか5編を描くんだが、それも1987年には再び引退。以後、エッセイやイラストは描くものの、漫画は描いてなかった。つうか、ちゃんと結婚して、医療関係の仕事でちゃんと働いていたらしい。Wikipediaによると、
末永 史(すえなが あや)は、日本の元漫画家、イラストレーター、エッセイスト、精神保健福祉士。宮城県仙台市出身。漫画家としては特に1970年代に活動していた。武蔵野美術大学、中央大学中退後、「ヤングコミック」や「りぼん」に連載していた。現在は医療に従事するかたわら、イラストやエッセイの活動が中心になっている。
とあるんだが、
狭いアパートや夜の酒場で繰り返される、男と女のお話。別れ話とセックス。「いつから棄てたの」「夜明けを抱いた」「二階屋の売春婦」「バラ色の闇の外」とタイトルを並べただけで、内容のおおよその見当はつくだろう。

「劇画タッチ」といっても、拙さがめだつ太めの線。人間の身体や顔の表情もぎこちない。ヌーベルバーグに影響されたらしい、コマとコマの間の大胆な省略。「あの人を殺せば......あたしも死ねる覚悟ができる......と思ってしまった」といった、おもわせぶりなセリフや独白。つげ義春みたいに、影で黒く塗りつぶされた風景。

巻末に収められた現在のインタビューで、作者は「恥ずかしい」「消したいです(笑)」「若気の暴走」と照れているけれど、ここには「70年代」と呼ばれ、良くも悪くも今なお関心をもたれる時代の空気と匂いが見事なまでに冷凍保存されている。
こういうマイペースの人は強いね。25年ぶりの絵柄が、まったく変わってない。おいらより年上なので、もう還暦過ぎているはずだが、オンナとしての勁さは相変わらずです。

コメント(3)

昔ファンでした人用なんだろね
競争激しい新人重視のこの世界で単行本出せるんだから

何十年も絵柄が変わってないなら良くも悪くも向上心の止まった作家だろうから、新規の読者はほぼ付かないし、漫画喫茶みたいな業者も仕入れない
当時はしらないし固定ファン次第だろうけど一万部割れそうな匂いがする

人気あるとかないとか、どんだけ売れるとか、向上心とか、そういうのと無縁の人だから。いわゆる「商業漫画」とはまったく違う世界だよ。

どうも、先生
好きなこと描いて出版社通してペイできる所はすごいと思いますよ

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